用意された安全は、
ここにはない。
一 知っておいてほしい、危険
薪を焚けば、一酸化炭素が生まれる。無色で、無臭。気づかぬうちに、頭痛、めまい、意識の混濁を招く。重ければ、命を落とす。
- 検知器が鳴ったら、ためらわず、外へ出る。
- 炎の消えた熾火(おきび)のまま、中に長くとどまらない。
- 給気口を、ふさがない。
- 風の強い日は、火を入れない。
百度の熱から、八度の水へ。血圧が急に動き、心臓と血管に、大きな負担がかかる。失神、心筋梗塞、脳卒中の引き金になりうる。
- 心臓・血管の病、高血圧のある方は、医師に相談のうえで。
- 酒を飲んだあとは、入らない。
- 水に入る前に、かけ水で、体を慣らす。
- 少しでも異変を感じたら、すぐにやめる。
水風呂は、自然の沢。水深も、流れも、一定ではない。雨のあとは、増水する。熱と急冷のあとは、意識が遠のくことがある。そのまま水に入れば、溺れる。
- ひとりで、水に入らない。必ず、二人以上で。
- 深みに、近づかない。
- 増水しているときは、入らない。
- 泳げない方は、とりわけ慎重に。
ストーブも、焼けた石も、煙突も、触れれば、やけどを負う。濡れた木、濡れた岩は、滑る。
- ストーブに、近づきすぎない。
- 子どもから、目を離さない。
- 足元に、気をつける。
水底が見えるほど、澄んでいる。けれど、透明だが、飲めない。口に含まないこと。飲み水としては、用意していない。
- 飲み水は、ご自身で持参を。
二 約束と、責任のこと
湧火は、招かれた方だけの、私的な場です。火守(ひもり)として迎えた方が、所定の審査を経て、会員ページから、希望の日時を予約します。
場所と料金を、外に明かさないこと。火と水と、人への礼を守ること。約束は、それだけです。
- 酒を飲んだうえでの、サウナと入水。
- ひとりきりでの、サウナと入水。
- 体調のすぐれない日の、無理な利用。
- 火を、放置すること。
- 子どもだけでの、利用。
ここには、見張る人も、助ける人も、常にはいません。火をくべるのも、水に入るのも、やめどきを決めるのも、すべて、訪れた方ご自身の判断に委ねられます。
無理だと感じたら、引き返す。それも、ひとつの過ごし方です。
携帯電話の電波が、届かないことがあります。緊急時の連絡先と、最寄りの医療機関は、招かれた方に、別途お伝えします。
火災・けが・急病のときは、まず身の安全を確保し、ためらわず一一九番を。
湧火は、火と水と沢のほかに、用意したものはありません。安全の最終的な判断は、訪れた方ご自身に委ねられます。
当方の故意または重大な過失による場合、および法令上、免責が認められない場合を除き、利用者ご自身の判断・行為に起因して生じた損害について、湧火は責任を負いかねます。
この場所を訪れることをもって、ここに記したすべてを読み、理解し、これに同意したものといたします。本告知は、日本法に準拠します。